作曲家等の吹奏楽に関連する人間の人名辞典です。(ダルマ内のペンネームもあります)
アルフレッド・リード ◆ Alfred Reed
1921年、ニューヨークに生まれ、幼少の頃からトランペットを、その後作曲を学び作曲家として活躍している。吹奏楽を代表する作曲家の一人として、日本でも大変高い支持を受けている。
<代表作>:アルメニアン・ダンス、春の猟犬、オセロ、エル・カミーノ・レアル、その他多数
アルフレードリッヒ・ズバーン ◆ Alfredrich Zubarn
編曲家。何事もズバーンと参上しズバーンと解決するらしいが、その正体を知る者はいないとされている。少なくともアルフレッド・リードやジェイムス・バーンズの知人ではないことは確かである。
<代表作>:交響組曲「ダルマ」より第2楽章「楽天家」、ダルマニアン・ダンスより第2楽章「ダルマ山のバラード」、ダルヴァマー序曲
アンドレ・ワイグナイン ◆ Andre Waignein
1942年、ベルギー生まれ。トランペット奏者として活躍をし1964年から作曲を開始する。1989年までの25年間では19件もの作曲賞を受賞している。最近ではヨーロッパや日本でも評判は高い。
<代表作>:子供たちの組曲
ヴァーツラフ・ネリベル ◆ Vaclav Nehelybel
チェコスロバキアに生まれ、プラハ音楽院で作曲と指揮を学びさらにプラハ大学で音楽学を学んだ後、アメリカに渡り現在作曲家、指揮者として活躍している。
<代表作>:フェスティーボ
エド・ハックビー ◆ Ed Huckeby
生年不明。アメリカのバンド・ディレクター、作曲家。オクラホマ州アルヴァのノースウエスタン州立大学の音楽学部で教鞭をとる。彼の作品はリズム感にあふれ、良く鳴るサウンドと美しい旋律で、初級バンドに人気がある。
<代表作>:喜びの風、宣言・バラードと終結、前奏曲と原始の踊り
エリオット・デル=ボルゴ ◆ Eriot del=Borgo
1938年ニューヨーク州生まれの作曲家で、フーガやパッサカリアなどのバロック的手法を多用した、独特の渋くて暗めのサウンドが特長。最近アメリカで密かなブームを呼んでいるらしい。
<代表作>:シンフォニック・スケッチ
燕 曹壊 ◆ En Sokai
1939年、中国四川省成都生まれ。人民天和音学院院長、ダルマトラベル社長、作家、世界自模会会長、ポーカー賭博をやめる会会長、プロデューサー、第46代首相等数々の肩書を持つが正体は謎である。ただしダルマの演奏会のパンフレットには必ず登場する。
キース・ショーナンベーグ ◆ Kees Schonenbeek
詳細データ不明。
<代表作>:組曲「アーサー王」
コーン・デ=ヴォルフ ◆ Koen de=Wolf
詳細データ不明。おそらくオランダあたりで活躍中の作曲家と推測される。とりあえず、デ=ハスケ社のカタログや輸入盤のCDにおいて、他の作品もみられる。
<代表作>:サラマンカ、黒と白
斉藤 高順 ◆ Takanobu Saito
「さいとう こうじゅん」としか、名前を呼ばない人が多い。要注意である。環境問題の専門家ではなく、作曲家である。1980年の全日本吹奏楽コンクールの課題曲となった、行進曲「オーバ・ザ・ギャラクシー」がもっとも有名な曲である。他の作品を見るとどうも「地球」とか「ギャラクシー」とか「自然」とか、壮大なテーマが得意らしい。
<代表曲>:行進曲「オーバー・ザ・ギャラクシー」、交響詩「オンリー・ワン・アース」
酒井 格 ◆ Itaru Sakai
1970年生まれの若手作曲家。大阪音楽大学作曲学科卒。「たなばた」のヒットによりこの世に名を轟かせている。
<代表曲>:たなばた、おおみそか
ジェイムスビッチ・スウェアリンチョフ ◆ Jamesbitch Swearinchev
作曲家。指揮者でもあり、ダルマの常任指揮者も兼ねている。ロシア生まれ、ショスタコービッチの隠し子、旧ソビエト大統領候補、ジェイムス・スウェアリンジェンの親友などと数多くの噂があるが、その真偽は全て嘘に決まっている。最近では、NIFTY-ServeのFMIDICLAでマイナーな吹奏楽曲の普及につとめている。
<代表作>:序曲「日本の朝」、交響組曲「ダルマ」より第1楽章「ソング・オブ・ダルモニー」、ダルマニアンダンスより第3楽章「ダルマニアンの原始の踊り」、ダルマ伝説
ジョン・フラック ◆ John Fluck
詳細不明。情報求む。
<代表曲>:ウン・ポーコ・シンコ
セルジュ・ランセン ◆ Serge Lancen
1922年パリ生まれのフランスの作曲家である4歳の頃から音楽の才能を発揮し、後にローマ大賞という音楽家として最大級の栄誉を受けているそうだが少なくとも我々にとっては知名度は低く、マイナーな作家といえる。
<代表曲>:秋の朝の序曲、樹木の歌
チャールス・カーター ◆ Charles Carter
1926年、オクラホマ州に生まれ、オハイオ州立大学、イーストマン音楽学校で作曲を学ぶ。吹奏楽ブームの初期に、日本でも彼の作品はかなり演奏されていたが、最近はスウェアリンジェンなどに押され、やや下火である。しかし、根強いファンも多い。
<代表作>:組曲「クィーンシティ」、狂詩的挿話、管弦楽のための序曲
デヴィット・シェイファー ◆ David Shaffer
1953年アメリカ、オハイオ州生まれ。
<代表作>:序奏と祝典
トニー・ヤボブスキー ◆ Tony Jabovsky
詳細不明。情報求む。
<代表作>:サモリム
ハーム・エヴァース ◆ Harm Evers
詳細不明。情報求む。
<代表作>:木の悪魔たち
フィリップ・スパーク ◆ Philip Sparke
1951年ロンドン生まれ。イギリス王立音楽院でトランペット、ピアノ、作曲を学ぶ。早いうちから作曲を発表しその才能を認められ、若手ナンバー・ワンの地位につく。主に金管バンドの作品が多いが、最近は自ら金管バンドの作品を吹奏楽用に書き直したり、オリジナルの楽曲を書いて人気を得ている。最近日本では何故か「オリエント急行」が流行っている。
<代表作>:オリエント急行、ドラゴンの年
フランク・エリクソン ◆ Frank Erickson
1923年アメリカ、ワシントン州生まれ。幼少の頃からトランペット、ピアノ、作曲を学び高校卒業後、陸軍軍楽隊で実地に編曲の経験を積む。1948年に南カリフォルニア大学に入学しホールシー・スティーブンスから作曲を学んだ。1958年から61年にかけてカリフォルニア大学ロスアンジェルス校とサンノゼ州立大学の教授を務め、いくつかの出版社で編集を経験した後、1970年にサミット出版社を創設した。出版した作品は百数十曲に及んでいる。
<代表作>:序曲祝典、バンドのためのファンタジー
フランコ・チェザリーニ ◆ Franco Cesarini
1961年スイスのベリンツィーナ生まれ、イタリア系スイス人。スイスのルガノ音楽院、バーゼル音楽院、イタリアのミラノ音楽院で、フルート、ピアノを学んだ後、フルート奏者として1981年、スイス独奏コンペで1等賞を得たという経歴がある。現在はチューリッヒでチューリッヒ音楽院教授、指揮者、作曲家として活躍している。
<代表作>:バンドのための間奏曲
ヤコブ・デ=ハーン ◆ Jacob de=Haan
デ=ハスケ社の社長として良く知られているオランダのバンド・ディレクター、ヤン・デ=ハーンの実弟。
<代表作>:吹奏楽のための幻想曲「オレゴン」、ディスコダクション、ウェストフォート序曲
ヤン・ヴァン=デル=ロースト ◆ Jan Van=der=Roost
1956年生まれ、オランダ系ベルギー人。本名ヤン・フランツ・ヨーゼフ・ヴァン=デル=ロースト。なかなかハンサムな風貌も手伝って日本でも人気急上昇中である。この人の台頭で、これまでアメリカ一辺倒だった吹奏楽の作曲家勢力地図に大異変が起きて、ヨーロッパが最近アメリカをしのぐ勢いで注目されている。
ところでオランダ人の名前はこの人のように幾つかのパーツに分かれていることが多く、例えば「ヴァン=デル=ロースト」が姓なので「ローストさん」などと呼ぶのは、山田さんを田さんと呼ぶようなもので間違いなのだそうだ。
<代表作>:フラッシング・ウィンズ、プスタ、スパルタクス、マーキュリー、ハイランド・ラプソディ、その他多数
ロブ・アリーズ ◆ Rob Ares
詳細データ不明。デ=ハスケ社の日本代理店(らしい会社)にTELをしてもデータ不明のまま。
<代表作>:パワー・ミュージック、春、メモリー