KMD-DC-910526
1991年5月26日(日)
磯子公会堂
第1部 | |
愛するデューク | Sir Duke |
イパネマの娘 | The Girl from Ipanema |
ニューヨーク・ニューヨーク | Newyork,Newyork |
第2部 | |
気高きカスケード連峰の歌 A.リード |
Song of the High Cascades Alfred Reed |
組曲「クィーンシティ」 ファンファーレと行列 C.カーター |
Queen City Suite Fanfare and Processional Charles Carter |
交響詩オンリー・ワン・アース 斉藤 高順 |
Symphonic Poem"Only One Earth" Takanobu Saito |
第3部 | |
序曲「日本の朝」 J.スウェアリンチョフ |
Overture "Japanese Morning" Jamesbitch Swearinchev |
-Multi Stereo Music- | |
美中の美&コバルトの空 J.P.スーザ&服部 逸郎 |
The Beau Ideal&The Cobalt Sky John Philip Sousa&Itsuro Hattori |
ツァラトゥストラはかく語りき R.シュトラウス |
Also Sparch Zarathstra Richard Strauss |
アンコール | |
夢想花 |
記念すべきダルマとしての第1回の演奏会です。ただしこのころの出演者はほとんどが港南台高校のOB、OGで占められていました。
この演奏会の目玉はなんと言ってもパンフレットにありました。ちょうどこの時期、電気系の会社や大学に通っている団員が多かったため(?)パンフレットは「演奏会取扱説明書」として作成されました。「本演奏会の主な特長」、「演奏会に含まれるもの」、「各部の名称」、「演奏会をお聞きになる前に」、「用語解説」、「保証書」等々、26頁にもわたるこんなコンサートパンフレットなんて他にあります?(第2部の曲の途中で止まってしまうというハプニングがありましたが、保証規定により再演奏を行いました。)
第3部の「序曲「日本の朝」」は日本の伝統的な舞曲を元にしてダルマの団員が作曲した、ダルマオリジナルの原点の曲でもあります。この後しばらくこの曲は好んで演奏されます。又、「-Multi Stereo Music-」となっている2曲はバンドを二分して2曲を同時に演奏する、という演奏方式で演奏しました。客の方は演奏が始まった時何が起こったのかさっぱり分からなかったそうです。
色々実験的なことを行った演奏会ではありますが、これが今のダルマの原点でもあります。